推しと出会わなかった方が幸せだった？

こんにちは、＋思考さんです。

今日は前回(いつ)に引き続き、告白一歩手前までのそのそ書けたらいいです。
脱線しまくるタイプなのでまた脱線しそうですが。

「私は推しにとって特別なのかもしれない！」
「推しは私と話した事や手紙の内容なんて覚えてない！」

この2つの答えがグルグルと頭の中で回りながら、それでも変わらず、まったりと推しの現場や接触に行っていました。
現場での推しを見る度、自分が考えてる事があまりにも情けなくて、推しに申し訳ない気持ちになっていました。

こんなに必死に推しは自分の仕事をしているのに、私はこんな邪な気持ちで恥ずかしくないのか！？って。現場で自分のポジションを全うしている推しを見れば見るほど自己嫌悪は募りました。

こんな自己嫌悪を一瞬で吹き飛ばすのが接触です。ほんの数秒でも、推しと握手をし、言葉を交わすと気持ちは晴れました。
効果はほんの一瞬ですけど。巷に蔓延る悪いクスリなんかより、好きになった私には中毒性がある…接触本当恐ろしい！(笑)

この頃は認知も認知、それどころかひょんな事からバレたTwitterを何度も誤フォローされる日々。

推し！！！！！！！！やめてくれ！！！！！！！！エゴサしてるorリプライくれた人見てます感が凄すぎる！！！！！！！！

＋思考さん「この間もやらかしましたね」
推し「ごめんごめん」

そういう事も、こんな会話も勘違いを加速させる要因としては十分でした。幸福と絶望を入り交じらせながら通う現場。

その度に手紙は書いていました。2部ある時はどちらも。
毎回書いていたのは、「私はバカなので、勘違いするので、その気がないなら優しくしないでください」でした。凄い思い上がった言葉だなって思います。
それを書いたところで、推しからの優しさの混ざった営業は止まることはありませんでした。
書けば書くほど優しくなっていったような気がするのは、多分私の気のせいです。

そんな日々も続くと、モヤモヤは笑えるほど大きくなりました。
寝ても覚めても推しの事ばかり。ガチ恋を1人で抱えきれなくなりつつあった私は、友人達数名に相談しました。

「推しに告白しようと思うんだ」

友人達の答えは、大体こうでした。

「覚悟があるならいいんじゃない？」

覚悟。覚悟とは？それを言われ、少しだけ悩みました。

とうとう告白してきたと推しにバカにされ、笑われるかもしれない。告白した気まずさでもう現場に行けなくなるかもしれない。手紙も接触も止めなきゃダメかもな。

それまでの推しとファンとの関係は、成功しても失敗しても多かれ少なかれ変わるという意味合いの覚悟を私はしました。友人達が言ってくれた覚悟の意味と合っていたのかどうかの確認はとっていません。

あーんなに悩んでいたのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるとは良く言ったもので。
今は上手く言葉に出来ませんが、あまりにも推しを好きで辛くて考えすぎて抱えきれなくて、ちょこちょこぶつけてきた感情を思いきりぶつける事で楽になりたかったんだと思います。

でもね、私の弱いところがまた出ました。

「最初から面と向かって言うの止めて、手紙にしよう！」って。今までと変わってないぞー！(笑)

というわけで一番最初の告白は手紙でした。

推しさんが好きです。ファンとしての好きじゃなくて、恋愛感情の好きです。最初はこんな気持ち全然なかったんですけど…どんどん膨れてきてしまいました。邪ですみません。
このままじゃ嫌だと思って今回は手紙を書きました。少しでも同じ気持ちなら、電話でもメールでもLINEでもいいです。連絡ください。
でも、推しさんの現場での姿に感銘を受けて、推しさんの仕事への姿勢を尊敬している気持ちは嘘じゃないです。そこは変わりません。
バカな奴だと思われても構いません。でも、そこだけはどうか疑わないで下さい。最後までワガママですみません。

はい。
原文通りではないですが大体こんな感じの内容でした。電話番号もメールアドレスもLINEのIDも書きましたよ！

一番最初、という書き方ですから、私はこの後何度も形を変えて推しに告白をし続ける事になります。懲りないね。
バカっぽいでしょ？バカだよ！でも推しの事、世界で一番好きなんだー！大好きだ！

プレゼントボックスに突っ込んだその手紙に、ドキドキと謎の達成感を感じつつ帰路に着きました。
またその日の推し、現場で最高に輝いてたんです。マイベスト推しの良い表情に入るくらい輝いてました。だから余計に鮮明に覚えているのかもしれないですね。出会わなかった方が幸せだったなんて、思うわけがない。

そしてその翌日でした。
推し、カノバレしたってよ。

＋思考さんの質問箱
https://peing.net/ja/plus_shikou

それでは今回はこの辺で。
全てのガチ恋に幸あれ！